岡城.comオープンまでの全記録 意思決定のプロセス

本記録は、取材のために事実を時系列で整理したものを、後日、より詳しくした資料。

 

4月14日(木)21時26分、熊本で最大震度7の地震が発生

震度7を観測したのは熊本県益城町 以降、余震が続く

 

>「地震来ましたね。大丈夫ですか?」

「生きています」

ちょうどスタッフと雑談をふまえながら通常業務に関するメールをやりとりしていた。15日の深夜午前1時段階にFacebook等での地震関連情報の配信等も始める。怪情報は選別して除外。関係各所(弊社は民間企業だから、同じ一般市民の方々)と連絡を取り合う。


4月15日(金) 10時45分

(株)情報開発研究所のサイトで「熊本県熊本地方を震源とする地震関連情報」ページを立ち上げる
https://jouhou-kaihatsu.jp/kumamoto-jishin/

*情報が錯綜する中、WEB上で熊本県や大分県の災害に関する情報を集めて、随時配信することを開始。アクセスは通常の20倍から30倍に。
>この時、また災害が起きると地域経済が冷え込むから、さらに経営が厳しくなることを覚悟しながら「それでは、やろうか」と、地震情報に関する取りまとめ等を弊社のサイトで始めた。

本件に関する発注はどこからも無かったが、非常事態なので独自の判断で開始。また、弊社の通常メイン業務は民間の企業・団体様のホームページ製作、保守管理なので、大災害が発生した時は、その危険性から通常通り宣伝したりはできなくなり、発注も激減することから選択した対処でもあった。

 

4月15日(金) 12時59分

熊本県益城町出身、元道の駅竹田店長の平田さんから、現地情報の公開依頼があった
>六年ほど前に農村商社の立ち上げを共にし、一緒にTOS祭りでいなり寿司を販売する等を行った熱い仲間の反応に感動する。

 

4月15日(金) 13時31分

「熊本県益城町 現地からの情報 2016年4月15日13時現在」を弊社のサイトで公開し、Facebook等でも拡散

https://jouhou-kaihatsu.jp/kumamoto-jishin/mashiki/

本件に関する大分合同新聞記事

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/04/23/130324096
>非常事態であることを考慮して、申し出から30分で即対応。


 

4月16日(土)  1時25分 震度7

阪神大震災級のM7.3以降も強い余震が続く

16日が本震、14日夜以降の地震は前震(気象庁)

 

4月16日(土)  13時

熊本地震 落石による通行止め 扇森稲荷神社 表参道の動画を公開

 

4月16日(土) 20時3分

某県の文化財を担う方からの問い合わせ

「ご存知ならで構わないのですが、岡城は石垣等大丈夫だったでしょうか?

熊本城があれなので岡城が心配です。」

 

>この他にも、岡城を心配する問い合わせが相次ぎ、竹田にとって岡城が大切な存在であることを、あらためて実感する。


 

4月17日(日)  8時~

熊本地震後の岡城、廣瀬神社、城下町、豊後竹田駅、道の駅すごう、波野、阿蘇滝室坂を撮影し、Youtube情報開発研究所チャンネルで公開 再生回数は通常の10~20倍

 

>大地震の翌日。当然ながら、ひとけがまったくなく怖い。

また、今回の二度の大地震は、夜間に発生し、朝まで近隣の状況がわからないことが特徴であった。弊社を含む被災地域の方々は、みんな、恐怖の深夜を二度過ごした。

 

竹田駅で、竹田合同タクシーの名運転手、田中さんに遭遇。

「乗せたお客さんはいますか?」

「まったくいないですなぁ」
と、回答あり。


 

4月18日(月) ~20日(水)

竹田市内の久住高原、長湯温泉等の各地を撮影し、Youtube情報開発研究所チャンネルで多数の動画を公開

 

>どうも、色んな人の話を聞く限り、竹田市内でも場所によって、揺れ方が違ったようだ。


 

4月20日(水) 0時52分

ドローン空撮や360度全天球動画等の最先端技術を駆使した新時代のホームページとして、「岡城.com」製作決定

 

通常のホームページ製作業務では、企業・団体様の御発注により行うが、定評のある弊社の独自創造性、技術資産を生かした独自メディアを検討していたという背景もあった。

徹夜で、岡城に関する既存のデータ等を集約。平素から培ってきたIT技術を駆使。

 

>大災害が発生し、地震後の売上が落ちることを予測し諸々の事業整理を進める。

以前から苦しかった経営は、さらに窮地に陥っており、方向転換していくことも検討していた。
「じゃあ、岡城.comをやりましょう。」

独自の判断で、地震発生直後から災害対応をはじめたことをきっかけで、問い合わせ等から岡城の大切さや、ニーズを感じ取っていた。

そして、表現者として創造することを選んだ。

また、これも他社からの発注は無く、機材、人件費、その他諸経費は弊社による支出。

正真正銘の独自メディアとして、開設。

 


4月22日(金) 20時27分

5周年となった情報開発研究所の設立記念日に、岡城.comを告知

正式オープン!
http://okajou.com/

 

以降、いただいた感想

「石垣の崩落も無く石碑の倒壊も無いようで一安心です。」「大災害の中、とてもほっとする情報」「健在でなにより。」等のたくさんの反響をいただいた。

 


エピローグ

岡城.comの製作と同時に、阿蘇熊本、久住高原、長湯温泉等のエリアサイトの製作も決定し進めていた。

 

その中でも、阿蘇熊本Japanは、5月18日に阿蘇大観峰をドローンで空撮した動画が大好評で、道の駅阿蘇の大画面にて上映されることに(人が多い時等の随時)

そして、5月26日に道の駅阿蘇での、ドローン空撮、取材等を行った。
↓道の駅阿蘇のブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/denkuaso/55406125.html

 

阿蘇熊本 Japan

http://aso-kumamoto.jp/

久住高原 Japan
http://kuju-kogen.jp/

長湯温泉 Japan
http://nagayu-onsen.jp/


お問い合わせ

企業・団体様からのホームページ、動画製作のご注文を承っております。 お問い合わせを、お待ちしております。
https://jouhou-kaihatsu.jp/mail-2/

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